低用量ピルの画像

生理痛の治療として低用量ピルを1週間だけ使ってみる

日本人は我慢強いとよく言われます。我慢できることが美徳のように言われます。
そのせいでしょうか、「生理痛くらい誰にでもあることだわ」と我慢している女性がとても多いです。

中には、薬局で鎮痛剤を購入して規定量以上服用して痛みをごまかしている人も少なくありません。

しかし、健康な女性であれば、生理痛はあっても少しです。鎮痛剤を毎回何錠も飲まなくてはいけないような生理痛がある場合は、婦人科を受診することをお勧めします。

子宮筋腫や子宮内膜症が隠れているケースが多いからです。

生理痛が強い女性の場合、痛みの治療を対処療法で行うと同時に、子宮内膜症の予防のためにも低用量ピルを早期から内服することが効果的です。

ピルは避妊薬として用いるだけではなく、子宮内膜症や月経困難症の治療薬としても承認されており、保険適応です。

「ピルは副作用も強いし怖い薬ではないの?」と思っている人も多く、抵抗を感じる人も少なくないのが現状です。

しかし、正しい知識を持っている婦人科医が上手に使えば、決して怖い薬ではありません。

「1週間だけ使ってみて、嫌ならやめても良いよ」と婦人科医がアドバイスして、試験的に低用量ピルを服用すると、異口同音に「もっと早く飲めば楽だったのに」「もっと早くここへ来ればよかった」と言います。

そして、1週間のお試し期間後も飲み続けたいと言われます。

子宮内膜症は放置すると、癒着して卵管の動きが悪くなったり、炎症が続くと免疫にかかわる物質が分泌されて受精や着床などの妊娠に関わるプロセスがブロックされてしまうこともあり、不妊症の原因となります。

子宮内膜症を自己治療することは禁物です。早期に低用量ピルなどで治療を受けることが大切です。